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小池祐貴「内臓がしんどい」 コロナ余波&標高1000mレースに苦悶「調子が戻らない」

陸上の富士北麓ワールドトライアルが6日、山梨・富士北麓公園陸上競技場で行われ、日本歴代2位9秒98の記録を持つ小池祐貴(住友電工)は男子100メートルで10秒33(追い風0.6メートル)、同200メートルで20秒76(向かい風0.6メートル)だった。標高約1000メートルの準高地で空気抵抗が小さいため好記録が出やすいとされる大会。来夏に東京五輪を控える中で、大会を振り返った。

小池祐貴【写真:荒川祐史】
小池祐貴【写真:荒川祐史】

陸上・富士北麓ワールドトライアル、小池祐貴「日本選手権にピークを」

 陸上の富士北麓ワールドトライアルが6日、山梨・富士北麓公園陸上競技場で行われ、日本歴代2位9秒98の記録を持つ小池祐貴(住友電工)は男子100メートルで10秒33(追い風0.6メートル)、同200メートルで20秒76(向かい風0.6メートル)だった。標高約1000メートルの準高地で空気抵抗が小さいため好記録が出やすいとされる大会。来夏に東京五輪を控える中で、大会を振り返った。


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 2種目を終えた小池の息は大きく上がっていた。コロナ対策で報道陣と距離を空けて行われた会見。「200メートルは1年ぶりのレースなので、どうやって走るんだろうと思った」と笑い「リカバリーが短いので内臓がしんどいってなっちゃって」と明かした。約1時間半のレース間隔に苦しさを滲ませた。

 最近は、8月23日のセイコーゴールデングランプリで100メートル10秒53、同29日のアスリートナイトゲームズイン福井で10秒19を記録していた。200メートル自己ベストは、2018年8月のジャカルタ・アジア大会で出した20秒23。100メートルとともに本調子ではなく「標高が高いのもあるのかな。アップの段階でもきつかった。体の調子がシーズンに入っても戻らないのは初めて」とコロナ禍で長くなったオフの影響を説明した。

 今後は18~20日の全日本実業団対抗選手権(埼玉・熊谷)を経て、10月の日本選手権(新潟)に向かう。「ちょっと体を絞って日本選手権に一発ピークを合わせていきたい」と日本一へ気合を入れながらも「2種目ともエントリーしてますが、しんどかったら100メートルだけでも」と苦笑いした。

(THE ANSWER編集部)


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