井上尚弥、アンカハスが再び名乗り 統一戦を要望「自分が最強の一人と証明したい」
ボクシングのWBOスーパーフライ級で6度目の王座防衛に成功した井上尚弥(大橋)。次戦のマッチメークに世界から注目が集まっているが、IBF同級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)陣営が再び統一戦実現に動いていることを明らかにした。スペインメディア「ラプラー」が報じている。
アンカハス陣営が11月のタイトル戦後に統一戦計画「我々は米国で戦いたい」
ボクシングのWBOスーパーフライ級で6度目の王座防衛に成功した井上尚弥(大橋)。次戦のマッチメークに世界から注目が集まっているが、IBF同級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)陣営が再び統一戦実現に動いていることを明らかにした。スペインメディア「ラプラー」が報じている。
井上は9月、カリフォルニア州カールソンのスタブハブ・センターで行われ、スーパーフライ級の猛者を集結させた「Superfly」で米デビューを果たした。WBO世界7位のアントニオ・ニエベス(米国)に華々しい6回TKO勝ちを収め、6度目の防衛に成功。世界から称賛を集め、次戦の相手に注目が集まっていた。
そんな中、「プリティボーイ」の異名を取るアンカハスが名乗りを上げた。フィリピンの英雄、マニー・パッキャオが運営するMPプロモーションズに所属し、29戦27勝1分け1敗という戦績を誇るIBFスーパーフライ級王者は2度目の“挑戦状”を送っている。
「イノウエはジェルウィンに呼びかけているので、ショーンが対戦に向けて動いている。我々はアメリカで戦いたい。もし、ジェルウィンがこの試合でいい結果を出せれば、それが我々の計画だ」
アンカハスのトレーナーでマネージャーでもあるジョベン・ヒメネス氏はこう語ったという。アンカハスは11月18日にジェイミー・コンラン(英国)とタイトル戦を行った後、アメリカで井上と統一戦を行うため、MPプロモーションズのマッチメーカー、ショーン・ギボンズ氏が動いていると、記事では報じている。