「リトルリーグのような本塁打」 田中将大の白星呼ぶ、レイズのお粗末守備にMLB脚光
米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのレイズ戦で先発登板。6回2失点の好投で、待望の今季初勝利をあげた。降板した直後に味方が3点の援護に成功したが、この勝ち越しシーンでのレイズのお粗末な守備が米国で注目を集めている。MLB公式インスタグラムが実際のシーンを動画付きで公開。「リトルリーグのようなホームラン」として紹介している。
6回ヤンキースの勝ち越し打にMLBが注目
米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのレイズ戦で先発登板。6回2失点の好投で、待望の今季初勝利をあげた。降板した直後に味方が3点の援護に成功したが、この勝ち越しシーンでのレイズのお粗末な守備が米国で注目を集めている。MLB公式インスタグラムが実際のシーンを動画付きで公開。「リトルリーグのようなホームラン」として紹介している。
2-2の6回1死一、二塁。ヤンキースのウルシェラが中堅方向へ鋭い打球をはじき返した。レイズの中堅手のキーアマイヤーは前進しながら捕球しようと飛びついたが、グラブに当てることすらできず後逸。ボールは転々とする間に2人の走者が次々と生還し勝ち越した。
さらに中継が乱れ、本塁への送球が捕手の頭を大きく越える大暴投となる間に、打ったウルシェラも三塁ベースを蹴って一気に本塁を狙う。カバーに入っていた投手から捕手へ送球は、完全にアウトのタイミングだったが、頭から滑り込んだウルシェラが巧みにタッチをかいくぐりセーフの判定。一気に3点を勝ち越した。
記録は二塁打となったこの一連のプレーに、MLBは「リトルリーグのようなホームランを愛さずにはいられない」と添えて動画付きで投稿。目の当たりにした米ファンからは「ヤンキースタジアムでのホームランはどれもリトルリーグみたいなものばかりだよ」「リトルリーグのような守備も愛さないとね」「この10年で最高にクレージーなプレーだ」「レイズが情けないだけだ」などとコメントが書き込まれている。
9回にはヤンキースのクローザー・チャップマンが頭部付近に162キロのファストボールを投じたことで、一触即発となる場面も。トピックスの多い試合になったようだ。
(THE ANSWER編集部)