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ヤンキース右腕が新投法!? 91kmの“ずっこけ投球”に米反響「新スローボール様式だ」

米大リーグで投手が投球モーション中につまずき、ずっこけながら捕手のミットに届ける珍プレーが発生。57マイル(約91キロ)を記録した予想外の“幻惑投法”をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開し、米ファンは「新しいスローボールのスタイルだ」と苦笑いしている。

ヤンキースのマイケル・キング投手【写真:AP】
ヤンキースのマイケル・キング投手【写真:AP】

Wヘッダー第1試合の先発右腕キングにハプニング

 米大リーグで投手が投球モーション中につまずき、ずっこけながら捕手のミットに届ける珍プレーが発生。57マイル(約91キロ)を記録した予想外の“幻惑投法”をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開し、米ファンは「新しいスローボールのスタイルだ」と苦笑いしている。

 まさかの1球で話題を呼んだのはヤンキースのマイケル・キング投手だ。メッツとの30日(日本時間31日)のダブルヘッダー第1試合、1-0とリードした3回1死一塁の場面だった。その初球。投球モーションに入り、左足を踏み出そうとすると、スパイクがマウンドに引っ掛かり、よろめいた。しかし、キングはボークを避けようと必死に投げた。57マイルのスローボールになったが、しっかりと捕手のミットに届かせてみせた。

 そのままキングは勢い余ってマウンドに手をつき、体を回転させるようにして、なんとか踏ん張ったキング。ボールとなったが、暴投にもさせずに“被害”は食い止めた。「Cut4」公式インスタグラムは「キング(王様)のようにごまかす」と名前にかけ、実際のシーンを動画付きで公開した。

 予想外の珍場面を目の当たりにした米ファンからは「新しいスローボールのスタイル」「57マイルだって」「あれ、怪我したか」「う~ん、あんまりごまかせてないかな」「自分のシューズにケチつけてる」と様々な声が上がっていた。

 16年ドラフト12巡目でヤンキース入りした25歳のキングは昨季メジャーデビュー。変則シーズンとなった今季はメジャー初勝利も挙げている。この日は4回途中2失点で勝ち負けこそ付かなかったが、まさかの1球で予期せぬスポットライトを浴びていた。

(THE ANSWER編集部)

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