ダルビッシュを「惑わせるものは何もない」 グラブが脱げても動じぬ精神力を米称賛
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は29日(日本時間30日)、敵地でのレッズ戦に先発。6回8奪三振、無失点と好投し6勝目を挙げた。7月31日から自身6連勝を飾ったダルビッシュ。米国の名物セレブは投球の際にグラブを落としながらスプリットを投じるシーンを映像つきで公開し話題を呼んでいたが、米メディアも「非常にユニークな瞬間だった」などとこのシーンに注目している。
グラブを落としながらも、乱れなかったダルビッシュに米メディア注目
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は29日(日本時間30日)、敵地でのレッズ戦に先発。6回8奪三振、無失点と好投し6勝目を挙げた。7月31日から自身6連勝を飾ったダルビッシュ。米国の名物セレブは投球の際にグラブを落としながらスプリットを投じるシーンを映像つきで公開し話題を呼んでいたが、米メディアも「非常にユニークな瞬間だった」などとこのシーンに注目している。
これで慌てないのだからさすがダルビッシュだ。2点リードの4回無死一塁。左打者ガルビスへの2球目。セットポジションから、投球モーションに入り、リリースするその直前に左手に嵌めていたグラブを落としてしまった。
だがそんな“アクシデント”もどこ吹く風。86マイル(約138キロ)のスプリットは外へ逃げながら沈む絶妙のコースへ制球。ガルビスはバットに当てるのが精いっぱいで、ファウルとして2ストライクと追い込んだ。
この後の6球目を打たせてきっちり二ゴロ併殺に取ったダルビッシュ。この場面にフォーカスしているのは米地元放送局「NBCスポーツ・シカゴ」だ。「カブスのユウ・ダルビッシュが投球中にグラブを落とすも、ファールでストライクを奪う」と題した記事で、ハプニングに動じなかった右腕のクレバーさを称賛している。