ダルビッシュは何種類の変化球を投げるのか? 米指摘「有名統計サイトたちも困惑」
過去の日本人投手とも比較「マツザカとの比較は適切なものではなかった」
さらに過去の日本人とも比較。野茂英雄から、松坂大輔、大谷翔平ら右腕の名前を挙げながらダルビッシュの際立つ特徴にフォーカスしている。
「ヒデオ・ノモからショウヘイ・オオタニまでMLBに挑戦する投手は直近に活躍した日本人投手と比べられる。ダルビッシュが移籍した2011年から2012年の冬には米国のメディアはダイスケ・マツザカと彼をよく比べていた。しかし、マツザカとの比較は適切なものではなかった。マツザカもMLBで活躍したが、マツザカは典型的な日本人らしい投手だった。
日米の野球は戦術的にも文化的にも異なり、投手に対する教育も違う。日本の投手は子供のころから球数を多く投げ込むことを教わる。そしてノモやマサヒロ・タナカ、ケンタ・マエダのように沈む球やゴロを打たせる球を投げ込む。一方で米国の投手は力強く投げ込み、空振りを誘う球を投げるよう教わる。しかし、ダルビッシュは日本人MLB投手として初めての典型的な米国人投手のような能力を持った選手なのである」
これまでの日本人投手とは全く違う投球スタイルで、勝ち星を積み重ねていると高く評価している。
ダルビッシュの次回登板は29日(日本時間30日)のレッズ戦。秋山翔吾外野手との初対戦も注目される一戦で、自身6連勝なるか。米メディアから注がれる視線もひと際大きなものになっている。
(THE ANSWER編集部)