井上尚弥はパッキャオになれるのか 英メディアが指摘「米国観衆の心を奪えるか」
トップランク社幹部「アメリカで大スターになる準備はできている」
トップランク社幹部のブラッド・ジェイコブス氏は「アメリカで大スターになる準備はできている。もちろん、リング上で結果を出す必要はあるが」と分析。米国でのスターダムの条件として、英語という言葉の壁が存在するが、「うちにも英語が母国語ではない多くのファイターがいるが、時間と共に乗り越えている。メディアやファンとコミュニケーションできる程度にファイターは言葉を学んでいる」と主張していたという。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
「イノウエは米国のステージでブレークする必要がある。それを彼はまさにしようとしているところだ。パッキャオと張り合うにはイノウエはまだまだ長い道のりが存在するが、まだ若い。センセーショナルなファイターという共通点もある。米国のファンも彼を気にいるだろう。パッキャオを受け入れたのと同様に。スタイルと能力があるからね。個性も必要だ。パッキャオは凄まじい個性の持ち主だった。イノウエが米国にいかにシフトしていくのか、見ていきたい」
ジェイコブス氏はこう語ったという。
トップランク社のトッド・デュボフ会長もモンスターを高く評価。「彼はテレビ映えするタイプだ。ボクシングの信奉者はイノウエに対する絶大な評価を与えている。我々はもっと露出させるためにアメリカに連れてきたい。実際のところ、彼はマニー・パッキャオのようだ。両手にダイナマイトを備えたアジアからきた男。計画は似たものになる。パッキャオのように、相手はヒスパニック系が多くなるだろう」と話していたという。
本場米国のみならず、ボクシング熱の盛んな英国でも注目される井上。正式発表の待たれる2020年初戦が待ち遠しい。
(THE ANSWER編集部)