秋山翔吾の好走塁 巧みなスライディングを米紙称賛「信じられない中継を上回った」
レッズの秋山翔吾外野手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたブルワーズとのダブルヘッダー2試合に「1番・中堅」でフル出場した。打撃では2試合でノーヒットに終わったが、好走塁で貢献。相手の完璧な中継プレーを上回る、“好スライディング”を現地メディアが動画で公開。地元紙の称賛を浴びている。
打撃ではノーヒットも好走塁で貢献
レッズの秋山翔吾外野手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたブルワーズとのダブルヘッダー2試合に「1番・中堅」でフル出場した。打撃では2試合でノーヒットに終わったが、好走塁で貢献。相手の完璧な中継プレーを上回る、“好スライディング”を現地メディアが動画で公開。地元紙の称賛を浴びている。
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秋山が足で魅せた。2点リードの5回1死から四球で出塁。次打者のカステヤノスのセンターオーバーの打球で、二塁から三塁を蹴って一気に本塁を狙った。
相手の中継プレーも完璧だった。中堅ガルシアから遊撃アルシアへ、そして強肩で知られるアルシアはワンバウンドでストライク送球。アウトに見えるタイミングだ。秋山はわずかに走路をずらして、捕手のタッチから逃れるように左手でホームベースを触った。
際どいクロスプレー、一度はアウトと判定されたが、秋山が自軍ベンチにアピール。チャレンジで判定がセーフに覆った。貴重な3点目をもぎ取った秋山の見事なスライディングを称えているのは、米地元紙「ザ・シンシナティ・エンクワイアラー」だ。
試合をレポートした記事の中でこのシーンに言及。「ブルワーズの遊撃手オーランド・アルシアが信じられないような中継をしたが、アキヤマのスライディングはそれを上回った。アキヤマは右打席の角辺りでも体勢を保ち、捕手オマー・ナルバエスの肩へのタッチよりわずかに早く、本塁に左手を伸ばした」と称えている。
2試合で7打数無安打に終わり、打率は2割を切ってしまった(.195)が、チームは2連勝を飾っている。
(THE ANSWER編集部)