警官の黒人銃撃 大坂なおみ、準決勝欠場か「アスリート以前に黒人女性です」
女子テニスの世界ランク10位・大坂なおみ(日清食品)が26日(日本時間27日)ツイッターを更新。ウエスタン&サザン・オープン準決勝を欠場することを示唆した。大坂は26日の準々決勝で逆転勝ち。27日の準決勝進出を決めたばかりだった。英語と、それを訳した日本語で思いを綴っている。
スポーツ界にもボイコットの動きが拡大
女子テニスの世界ランク10位・大坂なおみ(日清食品)が26日(日本時間27日)ツイッターを更新。ウエスタン&サザン・オープン準決勝を欠場することを示唆した。大坂は26日の準々決勝で逆転勝ち。27日の準決勝進出を決めたばかりだった。英語と、それを訳した日本語で思いを綴っている。
「こんにちは、皆さんの多くが知っているように、私は明日の準決勝の試合をする予定でした」と書き出し、英文で「私はアスリート(という肩書き)以前に、一人の黒人女性です。そしてひとりの黒人女性として、私がテニスをプレーしている姿を見てもらうよりもずっと重要な、直ちに対処する必要のあることが身近に存在しているように感じるのです」と続け、欠場を示唆した。
米国では23日に3人の子どもを連れた29歳の黒人男性ジェイコブ・ブレイクさんが背後から警官の銃撃を受け、病院に搬送されたものの下半身麻痺の状態に陥った。これを受けて現地では抗議活動が激化。スポーツ界でもボイコットなどの動きが出てきている。
(THE ANSWER編集部)