パッキャオが前のめりに失神 4階級王者の戦慄カウンターに再熱狂「史上最高のKOだ」
ボクシングの元世界4階級制覇王者フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が23日、47歳の誕生日を迎えた。中量級で一時代を築いたメキシコのレジェンドにとって、思い出深いのはマニー・パッキャオ(フィリピン)との“名勝負数え歌”だ。2012年、4度目の対戦で初めて勝利したが、この試合では強烈なカウンター一撃でパッキャオを失神させた。未だ語り草となっている8年前の戦慄のKOシーンを、米興行大手・トップランク社が動画付きで公開。再び海外ファンを興奮させている。
パッキャオのライバル・マルケスが47歳誕生日、伝説KOシーンに再脚光
ボクシングの元世界4階級制覇王者フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が23日、47歳の誕生日を迎えた。中量級で一時代を築いたメキシコのレジェンドにとって、思い出深いのはマニー・パッキャオ(フィリピン)との“名勝負数え歌”だ。2012年、4度目の対戦で初めて勝利したが、この試合では強烈なカウンター一撃でパッキャオを失神させた。未だ語り草となっている8年前の戦慄のKOシーンを、米興行大手・トップランク社が動画付きで公開。再び海外ファンを興奮させている。
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まさしく一瞬だった。2012年12月に行われたラスベガスでの4度目の対戦。結末は6ラウンドだ。左ストレートを打ちに踏み込んできたパッキャオに対して、強烈な右カウンターで迎え撃ったマルケス。ドンピシャのタイミングで顎を捉えると、パッキャオは前のめりに倒れ、ピクリとも動かない。
衝撃的なカウンター一撃、マルケスが4度目の対戦にして初勝利。この一戦は2012年の「リングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、高い評価を受けた。
マルケスの47歳を記念し、トップランクは公式インスタグラム「ファン・マヌエル・マルケス、47歳の誕生日おめでとう。4階級制覇のチャンピオンであり、この世代でもひときわ素晴らしいワンパンチKOの持ち主」と添えて再脚光。すると戦慄のシーンを思い起こした海外ファンからも興奮のコメントが相次いでいる。
「チャベスを除いての最高のメキシコ人ファイターの1人」
「真のメキシコの戦士」
「史上最高のノックアウトだ……」
「当時、会場にいたけど、観戦してきた中で一番エキサイティングな試合だった」
「何というKO劇」
「パッキャオ、可哀想に」
「昨日のことのように覚えているよ」
「2人の戦いをもう一度見たいが……」
マルケスはこの後、2試合を戦い、2014年に40歳で引退。一方のパッキャオは41歳にして現役であるばかりか、WBA世界ウェルター級スーパー王者なのだから驚異的というほかはない。
(THE ANSWER編集部)