ダルビッシュは「サイ・ヤング賞最有力」と米記者大合唱 日本人初の快挙へ評価一致
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、本拠地のホワイトソックス戦に先発し、7回を投げて6安打10奪三振1四球1失点の快投でメジャートップに並ぶ5勝目を挙げた。また圧巻の投球で自身5連勝を達成したダルビッシュに、米記者からは「サイ・ヤング賞の最有力だ」と合唱が起きている。
7回10K1失点、リーグトップ5勝目に米記者は賛辞連発
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、本拠地のホワイトソックス戦に先発し、7回を投げて6安打10奪三振1四球1失点の快投でメジャートップに並ぶ5勝目を挙げた。また圧巻の投球で自身5連勝を達成したダルビッシュに、米記者からは「サイ・ヤング賞の最有力だ」と合唱が起きている。
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球威もキレも申し分なかった。この日最速は、0-1の5回、2死二、三塁のピンチ。2番モンカダに対する、フルカウントからの6球目だ。左打者の内角から真ん中付近まで急激に変化する、98.3マイル(約158.2キロ)のツーシーム。渾身の1球でモンカダをスイングアウトに仕留めると、ダルビッシュは髪を振り乱して雄叫び。会心のガッツポーズも繰り出していた。
これで今季は初登板だった7月25日のブルワーズ戦こそ黒星を喫したが、2戦目の同31日のパイレーツ戦以降、5連勝。全試合でクオリティースタート(QS)を達成している。今やメジャー屈指の安定感を誇るダルビッシュには、現地記者もツイッター上で続々と賛辞を並べている。
MLBネットワークのジョン・モロシ記者は「ユウ・ダルビッシュははっきりと、ナ・リーグのサイ・ヤング賞レースの先頭を走っていると言える。今日は7イニングで10奪三振を記録し、カブスに勝利をもたらした」と称えた。