村田諒太、急浮上の「五輪決勝」再戦 米興行社長が明言「18年に実現させたい」
ファルカン陣営はVS村田に優位性を強調「技術面では遥かに上位。技術で勝利する」
さらに「日本からだろうが、彼の求めるどこからでも、ベルトを持ち帰るつもりだ。ムラタはオリンピックでの泥棒のツケを払うことになるだろう。その後、オレは違うベルトを求めることになるだろう。だが、今はとにかくこの戦いがしたいんだ」と王者となった村田を挑発し、エスカレートしていることも伝えられていた。
10月13日にフロリダでスペイン人ボクサー相手に7回TKO勝ちを収め、プロ19戦19勝と無敗を維持しているファルカン。「エスタダン」の記事によれば、トレーナーのロベルト・ガルシア氏は村田攻略に向け、優位性を強調している。
「ムラタは非の打ち所のない成績と身体能力の持ち主。エスキバもフィジカル的に100%にしなければいけない。なぜなら、技術面では彼の方が日本人よりも遥かに上位にいる。エスキバは技術で勝利するだろう。12ラウンドまでリズムを維持したい。最高の戦いになるだろう」
技術面では圧倒的に有利とファルカン側は誇示。記事では「ムラタとのデュエルはトップランクが興行するビッグイベントの一部となり、おそらくラスベガスかニューヨークで開催される」と報じている。
ロンドン五輪でブラジルのボクシング史上初となる金メダルを逃したファルカン。5年前にアマ最高決戦で拳を交わした村田とのリベンジマッチは、地球の裏側でもにわかに注目を集めている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer