元DeNAグリエル弟が90m弾丸送球 左翼からの強肩に米興奮「なんちゅうキャノン!」
米大リーグ・ブルージェイズのルルデス・グリエルJr.外野手が、適時打を阻止する強肩を披露した。21日(日本時間22日)、レイズ戦の初回に左翼ポール際から約90メートルをノーバウンドで本塁に好送球。MLB公式ツイッターが動画を公開すると、米ファンから「なんちゅうキャノン!」と称賛の声が集まっている。
グリエルJr.が左翼から好送球、ギリギリで適時打を阻止したシーンとは
米大リーグ・ブルージェイズのルルデス・グリエルJr.外野手が、適時打を阻止する強肩を披露した。21日(日本時間22日)、レイズ戦の初回に左翼ポール際から約90メートルをノーバウンドで本塁に好送球。MLB公式ツイッターが動画を公開すると、米ファンから「なんちゅうキャノン!」と称賛の声が集まっている。
さすがの強肩だ。0-1の初回1死一塁。ブルージェイズは相手の4番・崔志万に左翼線への二塁打を許した。ファウルゾーンへと転がっていく打球。フェンスに到達して跳ね返ったところで左翼のグリエルJr.が追いついた。一走は三塁を回る。キューバ出身の26歳は、迷わず助走をつけて本塁へ送球した。
やや山なりながらも、ボールは弾丸のようにノーバウンドで捕手のミットにズバリ。ヘッドスライディングで突っ込んで来た走者の右肩にギリギリのタイミングでタッチされ、見事に生還を阻止した。左翼ポールまでは315フィート(96メートル)のため、90メートルほどか。実際の動画を公開したMLB公式ツイッターは「ルルデス・グリエルJr.、飛ばしてみよう」と投稿。米ファンから驚いた様子のコメントが集まっている。
「なんちゅうキャノン!」
「グリエルJr.の腕の強さは99」
「完全にアウト」
「やばい」
「レイズのファンとしては見たくない」
「こんなグレートなプレーを見せるとは厚かましい」
グリエルJr.は2015年には日本のDeNAに入団。兄・ユリエスキとともに注目されたが、来日せず制限選手に。契約解除後に亡命し、2016年にブルージェイズと契約した。昨年は84試合で打率.277、20本塁打、50打点と活躍。この日は「1番・左翼」で先発し、2回に左翼へ適時二塁打を放つなど4打数1安打2打点で6-5の勝利に貢献した。
(THE ANSWER編集部)