4連勝ダルビッシュは「誰にも負けない」 米メディアが安定感称賛「最も重要な選手」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が18日(日本時間19日)、カージナルス戦に先発して6回8安打1失点、7奪三振の好投で4勝目を挙げた。両リーグ最多タイとなる白星をマークした右腕を、米メディアは「身体の調子と精神状態が一致した時のこの男は、誰にも負けない」と称賛している。
ロス監督も信頼「私にとって彼はリーグ屈指の投手だ」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が18日(日本時間19日)、カージナルス戦に先発して6回8安打1失点、7奪三振の好投で4勝目を挙げた。両リーグ最多タイとなる白星をマークした右腕を、米メディアは「身体の調子と精神状態が一致した時のこの男は、誰にも負けない」と称賛している。
粘りの投球で凌いだ。4回に無死満塁とされるなど、6回以外は毎回走者を背負ったダルビッシュ。それでも最速97.6マイル(約157.1キロ)の速球と多彩な変化球を駆使し、与えた得点は5回の1点のみ。4試合連続QSを達成し、チームを勝利に導いた。
今季4連勝となった右腕について、米放送局「NBCスポーツ・シカゴ」は「ダルビッシュが2020年のカブスを引っ張る理由」と見出しを打って記事を掲載。カブスのデビッド・ロス監督がダルビッシュについて語ったコメントを以下の通り紹介している。
「彼は輝いていた。あなたも今夜そう見えたと思うが、どんな時もマウンド上での彼は、ピンチの時も含め、気持ちに余裕があるようだった。私にとって彼はリーグ屈指の投手だ。彼の投球術は機械のようである」
防御率1.80と抜群の安定感を誇るダルビッシュ。7月26日の今季最初の登板こそ4回3失点で黒星が付いたが、その後4試合に限っては防御率1.04であることなども伝えられている。
同局は「優勝を目指すカブスにとって、ダルビッシュは最も重要な選手である。身体の調子と精神状態が一致した時のこの男は、誰にも負けない。彼はそんなパワーピッチャーである」と今季のカブス投手陣を牽引する存在となっていることを称賛していた。
(THE ANSWER編集部)