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前田健太が思わず落胆 ノーノー消滅の無念の表情に米同情「野球は時に残酷だ」

米大リーグ・ツインズの前田健太投手は18日(日本時間19日)、ブルワーズ戦に先発登板。勝ち星はつかなかったが9回途中1安打1失点、12奪三振の力投を見せた。無安打投球を続けていた9回、先頭打者に安打を許してノーヒットノーランを逃したが、米国のスポーツクリエイターがその瞬間に注目。前田の悔しそうな表情を動画で公開すると、現地ファンから「野球は時に残酷だ」「打者は謝罪すべき」などと反響が寄せられている。

9回途中1安打12奪三振と好投したツインズの前田健太【写真:AP】
9回途中1安打12奪三振と好投したツインズの前田健太【写真:AP】

ブルワーズ戦でノーヒットノーランを逃して悔しい表情

 米大リーグ・ツインズの前田健太投手は18日(日本時間19日)、ブルワーズ戦に先発登板。勝ち星はつかなかったが9回途中1安打1失点、12奪三振の力投を見せた。無安打投球を続けていた9回、先頭打者に安打を許してノーヒットノーランを逃したが、米国のスポーツクリエイターがその瞬間に注目。前田の悔しそうな表情を動画で公開すると、現地ファンから「野球は時に残酷だ」「打者は謝罪すべき」などと反響が寄せられている。

 偉業を逃し、無念の表情だ。ノーヒットノーランをかけた9回、前田は先頭のソガードに初安打を許した。二塁手の頭上をわずかに越えるポテンヒットに、マウンド上で膝に両手をつき、腰を左右に揺さぶった。笑顔と悔しさが入り混じったような顔つきだが、打球方向を見つめ、歯を見せて下唇を噛んでいる。

 悔しさをにじませる前田の動画を、米有名スポーツ動画クリエイター・ジョムボーイ氏が自身のツイッターに公開。「打ち取った当たりなのに9回にノーノーが途切れてしまった」と文面につづっている。

 偉業を逃すも、球団新となる8連続奪三振をマークするなど快投を見せた前田。米ファンからは「とても残念。打者は謝罪すべきだ」「ケンタ、よく頑張った!」「すごく悔しい」「ケンタに脱帽。素晴らしい内容でした」「野球は時に残酷だ」「かわいそうなマエダ」「彼を誇りに思う」と労いの言葉が寄せられていた。

 なお、前田は安打を打たれた直後に降板したが、リリーフが3点差を追いつかれたため、4勝目もつかなかった。チームは延長12回にサヨナラ勝ちを収めて3連勝。ア・リーグ中地区首位の座を守った。

(THE ANSWER編集部)

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