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渋野日向子、全英へ公式会見 海外メディアの前で笑顔「めちゃくちゃ元気です(笑)」

女子ゴルフの海外メジャー、AIG全英女子オープン(ロイヤルトルーンGC)で連覇を目指す渋野日向子(サントリー)が18日、オンラインで大会公式会見に臨んだ。1年前に人生を大きく変えた大会。時折、笑顔を浮かべながら海外メディアの前で意気込みを語った。

渋野日向子【写真:Getty Images】
渋野日向子【写真:Getty Images】

20日開幕AIG全英女子オープン、公式会見に登場

 女子ゴルフの海外メジャー、AIG全英女子オープン(ロイヤルトルーンGC)で連覇を目指す渋野日向子(サントリー)が18日、オンラインで大会公式会見に臨んだ。1年前に人生を大きく変えた大会。時折、笑顔を浮かべながら海外メディアの前で意気込みを語った。

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 シンデレラが帰ってきた。昨年大会は自身初の海外ツアーでいきなり優勝。しかも日本人42年ぶりのメジャー制覇だった。優勝争いの重圧の中でも笑顔を浮かべ、カメラ目線で駄菓子を頬張る姿に海外メディアから「スマイリング・シンデレラ」と称された大会。人生を一変させた舞台を前に、赤い上着をまとった渋野は公式会見でこの1年を振り返った。

「凄い人生が変わった瞬間だった。1週間で芸能人になったような感じでした。やっぱり売ってある本でも私が表紙になっていることが多い。新聞でも自分を取り上げてもらうことが増えて、自分とは思えない感じだったかなと。難しかったことで言えば、自分の優勝したことによって求めるゴルフの内容をかなり上げてしまった。凄い高いことを求めてしまってなかなかかみ合わない時期がありました」

 さらに海外記者に問われたのは「スマイリング・シンデレラ」と呼ばれたことについて。「昔から自然と笑顔が出ていたのか?」の質問にこう答えた。

「今まで笑顔を心がけて回っていたけど、全英を優勝したことで笑顔の大切さにまた気付かされた。それまでも心がけてはいた。今週も雨の予報なので、雨や風でリンクスは凄く頭を使うコースなので、頭を使いながらもディフェンディングチャンピオンなので、去年の自分らしさを忘れないように、その中でも去年と違う自分も見せられるようにしたい」

 6月末の国内ツアー開幕戦のアース・モンダミンカップ、先週のスコットランド女子オープンで予選落ち。風の強いリンクスコースに苦戦した。全英も特有の風など難しいコンディションが予想される。練習ラウンドで回ったコースの印象を明かした。

「思ったよりもまだ風も吹いていない。雨も最近降っていたのか、グリーンも柔らかい印象。フェアウェーも。若干回りやすい印象を持ちました。ラフは曲げてしまえば長いところに入るけど、とりあえず気をつけないといけないのはフェアウェーバンカーに入れないことかなと思います」

 予選ラウンドは世界ランク7位ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、アシュリー・ブハイ(南アフリカ)と同組。20日の初日は午後0時49分(日本時間午後8時49分)、21日の第2日は午前8時9分(日本時間午後4時9分)にスタートする。将来の「5大メジャー制覇」という壮大な夢を掲げる21歳は、こう言葉を並べた。

「先週、回ってリンクスの難しさを思っていた以上に感じた。(目標は)2連覇と言っていたし、それは少なからず心の中にあるけど、それ以上に求められることが多い。今の技量、頭の使い方ではまだリンクスでは対応できないこともある。その中でも自分の最大限の力を出していいゴルフをしたい。(体調?)めちゃくちゃ元気です(笑)」

 日本人初の海外メジャー連覇のかかる戦いが始まる。

(THE ANSWER編集部)


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