15歳ザギトワは「ロシア最新のスター」 真凜の元宿敵“美しき新星”に海外も驚き
フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦・中国杯は4日、女子フリーでショートプログラム(SP)4位の15歳アリーナ・ザギトワ(ロシア)が逆転優勝。シニアGP初戦で鮮烈なVデビューを飾った。女王エフゲニア・メドベージェワを擁するロシアに新たに現れた“美しき新星”に対し、海外メディアは「世間を騒がせる10代」「ロシア最新のスケート・スター」と驚きをもって紹介している。
シニアGPでVデビュー、ジュニア時代は本田と熱戦…15歳に海外称賛「世間騒がせる10代」
フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦・中国杯は4日、女子フリーでショートプログラム(SP)4位の15歳アリーナ・ザギトワ(ロシア)が逆転優勝。シニアGP初戦で鮮烈なVデビューを飾った。女王エフゲニア・メドベージェワを擁するロシアに新たに現れた“美しき新星”に対し、海外メディアは「世間を騒がせる10代」「ロシア最新のスケート・スター」と驚きをもって紹介している。
次代のフィギュア界のヒロイン候補が鮮烈なVデビューを飾った。「ドン・キホーテ」の調べに合わせ、銀盤を舞ったザギトワは3回転ルッツ―3回転ループの高難度な連続ジャンプを決めるなど、演技後半に固めた7本のジャンプをほぼノーミスで着氷。15歳とは思えない完成度の高さを発揮し、日本の樋口新葉ら実力選手を抑えて優勝を勝ち取った。
今季がシニアデビューの02年生まれ。ジュニア時代から美貌の天才少女として注目を浴びていた。ジュニアでは1歳上の本田真凜(関大高)としのぎを削り、3月の世界選手権では2位の本田を破って優勝していたが、今回は5位だった当時の盟友を破ってみせた。しかも、これがザギトワにとってGP初戦。堂々たる演技を披露し、海外メディアも驚いた様子だった。