ジョセフ日本、4万3621人の前で課題残した「規律」の徹底「自分の仕事に徹すべき」
ラグビー日本代表は4日、「リポビタンD チャレンジカップ2017」で世界ランキング3位のオーストラリア代表と対戦(日産スタジアム)し、国内の日本代表戦史上最多となる4万3621人の観客が詰めかけたが、30-63で完敗した。
国内史上最多観衆の前で63失点完敗、ジョセフHC「前半は自分たちのゲームができず…」
ラグビー日本代表は4日、「リポビタンD チャレンジカップ2017」で世界ランキング3位のオーストラリア代表と対戦(日産スタジアム)し、国内の日本代表戦史上最多となる4万3621人の観客が詰めかけたが、30-63で完敗した。
日本は前半5分の先制トライを皮切りに、オーストラリアに計5トライを決められ、前半を終えて3-35と大きくリードを許す展開となった。
後半、4分に初キャップのヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)のトライ、9分には松田力也(パナソニック)のペナルティゴールが決まるなど反撃に出るが、その後、オーストラリアに4トライを決められ、再び引き離された。日本はラストプレーで、こちらも初キャップの姫野和樹(トヨタ自動車)が猛進し、トライを奪取。スコアは33点差をつけられたが、後半は27-28と1点差。スタジアムは歓声に沸いた。
2年後に19年ワールドカップ日本大会を控える日本代表。16年9月からチームの指揮を執るジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)は試合後、「前半は規律が守れず、スクラムも劣勢になるなど、自分たちのゲームができず苦しいスタートとなった」と振り返る。