10秒間で111発連打 中国人ボクサー高速の拳がスイスでも話題「センセーション」
ボクシングの中国人選手が10秒間に111発のパンチを繰り出す映像をインスタグラムに公開。米メディアが引用して紹介した動画が大きな話題を呼び、米ファンからは「このパンチじゃKOはできない」と指摘されていた。スゴ技は世界各地に波及していたが、スイス大衆紙は「中国のボクシング・センセーション」などと注目している。
話題の中国人ボクサーにスイスも注目「1秒当たり10発!」
ボクシングの中国人選手が10秒間に111発のパンチを繰り出す映像をインスタグラムに公開。米メディアが引用して紹介した動画が大きな話題を呼び、米ファンからは「このパンチじゃKOはできない」と指摘されていた。スゴ技は世界各地に波及していたが、スイス大衆紙は「中国のボクシング・センセーション」などと注目している。
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SNS上で話題を呼んでいるのは、WBA世界フェザー級正規王者・徐燦だ。タンクトップ姿の26歳は、スマートフォンで時間を計りながら、銀の大きな丸い板のようなものに向かってパンチをゆっくりと打ち始めた。一気にスイッチを入れ、凄まじいスピードに加速。超高速で左右の拳をぶつけた。途中で苦悶の表情を見せながらもペースは落ちず、10秒経過時点で111発を記録。破壊力こそないが、最後はカメラに「誰か、俺よりできるか?」と不敵に言ってのけた。
徐燦が自身のインスタグラムで投稿した動画を米スポーツ専門局「ESPN」公式インスタグラムが引用し、「シュ・ツァンによる10秒間で111回のパンチ」と投稿。コメント欄は「彼の筋肉は死んでしまうだろう」などと驚きの声が上がった一方で、「このパンチじゃKOはできない」「飛んでるハエさえも倒せない」との指摘もあった。
米国外にも波及した動画は、スイスでも注目されている。同国の大衆紙「ブリック」は、「仰天動画世界最速ボクサー 10秒に111発」と見出しを打って記事を掲載。「10秒に何発打てるものなのだろうか? 中国のWBA世界チャンピオン、シュ・ツァンがインパクトある動画を撮った」と注目している。
記事では「1秒当たり10発! 中国のボクシング・センセーション、シュ・ツァンのすごい速さ」と連打のスピードに言及。また、「強烈なのはその速いパンチだけでなくパワーもだ。どのパンチも薄い鉄のプレートに衝撃を与えている」と着目している。
また、地元中国の「人民日報」公式ツイッターは「たった10秒に111パンチ!江西省出身のWBA王者・徐燦が見事な111発を打つ動画をシェアした」とつづり、実際の動画を公開している。徐燦はオスカー・デ・ラ・ホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションズに所属する26歳。19年に世界タイトルを獲得し、2度の防衛も達成している。賛否を呼んだが、動画は世界のいたるところで注目されているようだ。
(THE ANSWER編集部)