ボルトはなぜ世界最速にこだわるのか 海外メディアに語った“情熱”とは
男子100メートル、200メートル、400メートルリレーで五輪連覇を果たしているウサイン・ボルト(ジャマイカ)がリオデジャネイロ五輪開幕を前に「世界最速」にこだわる理由を語っている。スペイン地元紙「マルカ」電子版で伝えている。
なぜ世界最速にこだわるのか、海外メディアに語った“シンプル”な思い
男子100メートル、200メートル、400メートルリレーで五輪連覇を果たしているウサイン・ボルト(ジャマイカ)がリオデジャネイロ五輪開幕を前に「世界最速」にこだわる理由を語っている。スペイン地元紙「マルカ」電子版で伝えている。
8月21日に30歳の誕生日を迎えるボルトは100メートルで9秒58、200メートルで19秒19の世界記録を保持。リオ五輪では史上初となる3種目3連覇がかかる。
その世界最速の男は記事の中でこんな言葉を残している。
「リオデジャネイロでは人生最高のレースができればいいね。(世界記録は)誰も文句をつけられない唯一のタイトルなんだ。フットボールの世界では誰が世界最高の選手なのか、議論は存在する。しかし、誰が最速なのかという、議論は誰にもできないんだ。個人的には自分の記録が長い間、破られないことを祈っているよ」
サッカー、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドの熱狂的なサポーターで入団も希望したこともあるボルトは、サッカー界と比較して世界最速へのこだわりをこう説明。有無を言わさぬ数字を叩き出すことで、万人に人類最高のスプリンターだと認められたい――。そんなシンプルな情熱がボルトを動かしているようだ。