上田桃子、家族も反対した全英挑戦 34歳がコロナ禍で戦う意義「熊本の雨が凄くて…」
熊本地震後にも奮闘「チャレンジしたところを見せたい」
16年4月には熊本地震が発生し、地元開催のKKT杯バンテリンレディスが中止となった。1年後の同大会で上田は優勝争い。募金活動などにも尽力し、プレーでも復興を目指す地元ファンを大いに盛り上げた。
「いつも挑戦してたいなというのがずっとあるんですけど、海外に行くことは、家族は反対だったので考えた。いつもチャレンジしていることを伝えることも大事なことかなと思ったので。いろいろな意見はあるだろうなと想定しつつも、チャレンジしたところを見せたいという気持ちの方が大きかった」
手袋やマスクを多く持参し、機内食をできるだけ食べないなど感染対策を徹底するつもりだ。もちろん、ゴルフでも全英特有の風対策なども進めてきた。「楽しみがなかったら、いろんなリスクを考えても挑戦してないと思う」。34歳の意欲は尽きない。
(THE ANSWER編集部)