キューバ22歳がプロ3戦目で世界王者に Sミドル級新鋭に米注目「最後まで力尽くした」
ボクシングのWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦が8日(日本時間9日)、米ロサンゼルスで行われ、同級3位デビッド・モレルJr.(キューバ)が同級1位レノックス・アレン(米国)に3-0の判定勝ちを収めた。プロ3戦目で世界王座獲得。米メディアは「最後まで全力尽くした」と試合動画の一部を公開している。モレルの戦績は3勝(2KO)、22勝(14KO)1敗1分けとなった。
モレルがプロ3戦目でWBA世界スーパーミドル級暫定王座獲得
ボクシングのWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦が8日(日本時間9日)、米ロサンゼルスで行われ、同級3位デビッド・モレルJr.(キューバ)が同級1位レノックス・アレン(米国)に3-0の判定勝ちを収めた。プロ3戦目で世界王座獲得。米メディアは「最後まで全力尽くした」と試合動画の一部を公開している。モレルの戦績は3勝(2KO)、22勝(14KO)1敗1分けとなった。
22歳の元アマチュア王者が暫定王座を獲得した。サウスポー同士の対決。序盤からポイントを奪ってきたモレルは、最終回の残り1分を切ってガードを固めた。相手の左フックやボディーを堪える時間。最後は互いに残った体力を振り絞るようにパンチを繰り出した。120-108、119-109、118-110の大差判定勝ちでモレルが暫定王者となった。
暫定王座ながら世界タイトル獲得となった22歳。動画を公開した米スポーツ専門局「FOXスポーツPBC」公式ツイッターは「すべてをリングに置いていけ。デビッド・モレルJr.とレノックス・アレンは12回まで全力を尽くした」と投稿した。昨年8月にプロデビューしたモレルの過去2勝は初回KO、2回KO。通算3ラウンドしかプロのリングに立っていないが、この日は35歳のアレンとフルラウンドを戦い抜いた。
WBA同級は、スーパー王座にカラム・スミス(英国)、正規王座に4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)、ゴールド王座にヒョードル・チュディノフ(ロシア)が君臨している。
(THE ANSWER編集部)