グリエル、ダルビッシュに“謝罪”が現地でも話題「大一番で行うのは簡単じゃない」
反応様々「ジェントルマンだ」「大一番で簡単じゃない」「やはり愚かなことだ」
「ジェントルマンだ」「拍手」「過ちをするのが人間だ。しかし、過ちを認め正すことが賢明な人間なのさ」「美しいシーンだった。これで心からワールドシリーズを楽しめる」「この大一番でこういった振る舞いを行うのは簡単じゃない」などと称賛の声が上がる一方、まだ許されるべきではないとの意見も上がっている。
「謝罪を無理にさせられているようにしか見えないぞ」「私には彼が心から謝罪しているようには映らない」「やはり愚かなことだ」「彼は心の中でこう言っているように見えるぞ。『俺はこのようにしなければならないことに納得いってないが、周りがうるさいからな』」と厳しく指摘するファンもいた。
ファンのみならず、現地メディアでも主要紙「ワシントン・ポスト」は「ユリ・グリエルがドジャースのユウ・ダルビッシュに対し、融和的なジェスチャーとしてヘルメットを取る」と報じ、地元紙「ニューヨーク・ポスト」、スポーツ専門局「ESPN」など大手メディアも取り上げ、アストロズの悲願の世界一の裏で脚光を浴びてしまっていた。
しかし、ダルビッシュは騒動後から「怒りに集中するより前進しましょう」という姿勢を示し、この日のマウンドに集中していた。それだけに、結果は2回途中4失点でKOされたことが、右腕にとっては悔やまれるものになった。