米女子プロゴルフ協会が写真付きで記事を掲載「シブノが全英タイトル防衛へ」

　米女子プロゴルフ協会（LPGA）は30日（日本時間31日）、女子ゴルフの海外メジャー・全英女子オープン（8月20日開幕、ロイヤルトルーンGC）に向けた特集記事を公式サイトで掲載し、昨年覇者の渋野日向子（サントリー）が登場した。「ヒナコ・シブノが全英女子オープンのタイトル防衛へ」と紹介している。

　渋野の快挙が再び脚光を浴びている。昨年8月に初めて出場した海外ツアー挑戦で優勝。日本人42年ぶりの海外メジャー制覇で一躍時の人となった。優勝争いの重圧の中でも笑顔でラウンドする姿は、世界中のファンの心を虜にした。連覇のかかる今大会。出場を決めた渋野について、特集記事を掲載している。

「“スマイリングシンデレラ”、ヒナコ・シブノが全英女子オープンのタイトル防衛へ」とのタイトルで渋野をクローズアップ。昨年大会の最終日18番でパットを沈め、優勝を決めて笑顔を見せたシーンを振り返って「そのコース上での明るい姿が“スマイリングシンデレラ”として、その場の観衆、そして何百万人という観戦者のハートを掴んだ」と記している。

　本人の意気込みのコメントとともに、渋野が昨年優勝時にトロフィーにキスをした瞬間の写真を掲載。注目度の高さを示している。一方で、記事では5年ぶりの優勝を狙う朴仁妃（韓国）が「新型コロナウイルスの影響を受け、スケジュールが不透明な状況ではありますが、全英女子オープンが開催予定であると聞いて幸せです」などと語ったことも伝えている。

　渋野は全英女子オープンの前週に行われるスコットランド女子オープン（8月13日開幕、スコットランド・ルネッサンスC）にも出場予定。海外でも期待が高まっているようだ。