秋山翔吾、不運トリプルプレーは「誤審」 米メディア指摘「間違いなくバウンドしていた」
米大リーグ、レッズの秋山翔吾外野手は29日(日本時間30日)、本拠地カブス戦に「1番・左翼」で先発出場。3回に右前安打、5回に中越え二塁打を放ち、移籍後初のマルチ安打をマークした。一方で7回の好機ではトリプルプレーに倒れた。しかし捕球前にワンバウンドしていたように見えるため、米メディアは「誤審のおかげ」「リプレイ検証の抜け穴」などと指摘している。
トリプルプレーの場面、米メディアは誤審を指摘
米大リーグ、レッズの秋山翔吾外野手は29日(日本時間30日)、本拠地カブス戦に「1番・左翼」で先発出場。3回に右前安打、5回に中越え二塁打を放ち、移籍後初のマルチ安打をマークした。一方で7回の好機ではトリプルプレーに倒れた。しかし捕球前にワンバウンドしていたように見えるため、米メディアは「誤審のおかげ」「リプレイ検証の抜け穴」などと指摘している。
7点リードの7回無死満塁で打席に入った秋山。三塁線へ強烈な打球をはじき返したが、三塁手ブライアントが横っ飛びで好捕。ライナーを捕球したとみなされ1アウト。三塁走者が飛び出していたため、三塁を踏んで2つ目のアウト。そして一塁走者も離れていたため、一塁へと転送され3つ目のアウト。トリプルプレーとなった。
だが映像を見ると、ブライアントの捕球前にワンバウンドしているように見える。このシーンを取り上げているのは米ヤフースポーツだ。「カブス、誤審のおかげで23年ぶりのトリプルプレー。リプレー検証の抜け穴」と見出しではっきりと誤審だと指摘している。
記事では「しかしながら、カブスは誤審とリプレー検証の抜け穴に助けられた。リプレーしてみると、ブライアントがアキヤマのライナーをしっかりと捕球していないことは明らかだった。彼のグラブに収まる前に、間違いなくバウンドしていた。つまり、アキヤマはアウトにすべきではなく、試合展開も全く別のものになっていたはずだ」とつづっている。
また米放送局「NBCスポーツ」もカブスがトリプルプレーが1997年5月ジャイアンツ戦での「8-5-4」で完成させて以来、23年ぶりだと紹介した上でこう続けている。