なぜミスマッチが起きたか 波紋の女子最短7秒KO勝者が説明「相手も私を倒しに来る」
コロナ禍で相手見つからず、経験値に差「最初から攻めに行った」
試合自体が無謀と指摘されていたカード。WBC公式サイトによると、エストラーダは3月に別の対戦相手との試合を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により、試合はキャンセル。代わって組まれたのが、アドキンス戦だったという。ESPNによると、エストラーダはこう続けている。
「彼女が立ち上がって、この試合の相手をしてくれたことに私は信頼を置いている。私はチャンピオンの座を狙っていたけど、新型コロナウイルスの影響でミランダが唯一の対戦してくれる相手だった。私はプロやアマチュアの経験が彼女より多いので、最初から攻めに行った。パンチが止まらなかった。結果はKO勝ちになるとは思っていたけど、どれくらいで試合が終わるかまでは予想していなかった」
米専門メディア「ボクシングシーン.com」もエストラーダのコメントを掲載。「一度リングに上がったら、パンチを打って止まらなかった。彼女も私を倒すためにそこにいるわけで、私もKOする気でいた」と説明しているという。
(THE ANSWER編集部)