カブス一塁手が敵走者に消毒液を提供 粋な“ベース上交流”に米反響「爆笑した」
米大リーグは24日(日本時間25日)に各地で開幕した。4か月遅れとなった原因は、新型コロナウイルス感染拡大だったが、カブス―ブルワーズ戦では一塁手が出塁した一塁走者に消毒液を提供し、出迎えた。なんとも印象的なシーンをMLBが動画付きで公開し、「今季MVPに選ばれるべきだね」「敵にも安全を。これ大好き」「爆笑した」と話題を集めている。
カブス一塁手リゾ、初めて出た走者に消毒液を提供して出迎え
米大リーグは24日(日本時間25日)に各地で開幕した。4か月遅れとなった原因は、新型コロナウイルス感染拡大だったが、カブス―ブルワーズ戦では一塁手が出塁した一塁走者に消毒液を提供し、出迎えた。なんとも印象的なシーンをMLBが動画付きで公開し、「今季MVPに選ばれるべきだね」「敵にも安全を。これ大好き」「爆笑した」と話題を集めている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
これも「withコロナ」のMLBの象徴か。0-0で迎えた3回2死、ここまで1人の走者も許していなかったカブスの先発右腕・ヘンドリックスはブルワーズの9番アルシアに中前打を許した。この試合初めて出塁させたが、これを粋な演出で出迎えたのが、一塁手のリゾだった。
一塁に到達したアルシアをじっと眺め、打撃グローブを外すのを待っている様子。そして、素手になったところで歩み寄ると、自分のポケットから何やら透明のボトルを取り出し、アルシアの手に液体を垂らした。ちょっと驚いた様子のアルシアも状況を理解すると、しっかりと手にもみ込み、塁上で“消毒”を終えていた。
互いに笑顔を交わしたリゾとアルシア。新型コロナの感染拡大が懸念される中、グラウンド上でも国民の模範となる行動を示していた。MLB公式インスタグラムは「アンソニー・リゾ、一塁ベースで手指消毒液を握りしめる」とつづって実際のシーンを動画付きで公開すると、試合中から大きな反響を集めている。
コメント欄では「Hahahaha」「何やってんだよ」「リゾは今季MVPに選ばれるべきだね」「敵にも安全を。これ大好き」「リゾのファンにならずにはいられない」「これ最高」「レジェンド」「リーグで最も好感度の高い選手の一人」「爆笑した」などの声が上がり、好意的に受け入れられていた。
(THE ANSWER編集部)