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開幕戦に登場 “時の人”の大暴投始球式に米喝采「今年80歳だぞ!アメージングだ」

米大リーグは23日(日本時間24日)、ナショナルズ―ヤンキース戦で開幕。新型コロナウイルスの影響で遅れていたが、4か月遅れでオープニングゲームを迎えた。始球式を務めたのは米国の感染症の権威で、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長を務めるアンソニー・ファウチ氏。結果は大暴投だったが、米ファンからは拍手が沸き起こっていた。

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長を務めるアンソニー・ファウチ氏【写真:AP】
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長を務めるアンソニー・ファウチ氏【写真:AP】

感染症の権威ファウチ氏が始球式に登板

 米大リーグは23日(日本時間24日)、ナショナルズ―ヤンキース戦で開幕。新型コロナウイルスの影響で遅れていたが、4か月遅れでオープニングゲームを迎えた。始球式を務めたのは米国の感染症の権威で、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長を務めるアンソニー・ファウチ氏。結果は大暴投だったが、米ファンからは拍手が沸き起こっていた。

 開幕戦のまっさらなマウンドに上がったのは小柄な79歳だった。ナショナルズのキャップ、ユニホームに赤いマスクを着用したファウチ氏。振りかぶって投じた1球はホームベースから大きく一塁側にそれ、コロコロと転がる大暴投。捕手役も捕球を諦めたほどだった。

 実際の始球式の映像を投稿したのは、名物セレブのロブ・フリードマン氏。SNS上で投手を様々な形で分析し、現役メジャーリーガーや米メディアからもフォローされる同氏がツイッターに公開しているが、600万回を超えて再生されるなど大反響を呼んでいる。

 米国の感染症対策を長き渡り牽引し、コロナ禍にあっても率直な物言いで、現在米国で多くのファンを獲得しているファウチ氏。“時の人”の始球式は大荒れだったが、野球ファンは拍手を送っている。

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