ペアの五輪女王、36歳が異例の3A挑戦 「新しいことへのトライに遅すぎることはない」
フィギュアスケートの平昌五輪ペア金メダリストのアリオナ・サフチェンコ(ドイツ)がインスタグラムを更新。昨秋に出産したばかりのママさんスケーターは補助器具付きながら、3回転アクセルに挑戦する動画を公開。36歳にして驚きのトライに、海外ファンからの称賛を浴びている。
補助器具つきで3回転アクセル着氷、SNSに動画投稿
フィギュアスケートの平昌五輪ペア金メダリストのアリオナ・サフチェンコ(ドイツ)がインスタグラムを更新。昨秋に出産したばかりのママさんスケーターは補助器具付きながら、3回転アクセルに挑戦する動画を公開。36歳にして驚きのトライに、海外ファンからの称賛を浴びている。
世界選手権で6度優勝。五輪には5度出場し、平昌での金メダルを含む3つのメダルを獲得しているペア界のレジェンドが驚きのジャンプを披露した。補助器具を装着したサフチェンコは前向きに踏み切ると鋭く回転し、見事に着氷した。上から吊り下げる補助器具付きとはいえ、見事なジャンプだった。
サフチェンコは「私の次のプロジェクト 初めての3回転半挑戦。続きはまた。新しいことへのトライに遅すぎるなんてことは決してないのだから!」と記して動画を投稿すると、海外ファンからは続々と驚きと称賛の声が上がっている。
「あなたはアンビリーバブルだ」
「リスペクト。とても上手。これからも頑張って」
「クレイジー。だけどアメージング!!」
「私のヒーロー」
「もう一度金メダルを! 本当に偉大な人!」
「本当に人間なの!? これまでサボったことってあるの? いつも刺激的で輝きを保ってる」
「新しいことを学ぶのに年なんて関係ない。間違いなくすごい結果が出る」
「ストイックさが光ってる。前向きなところに拍手!」
「アリョーナ本気なの??」
18-19年シーズンは競技には出場せず、アイスショーに専念していたサフチェンコ。6月時点のドイツメディアの報道によると、新型コロナウイルスの影響もあり、本格的な競技復帰のめどはたっていないというが、本人は2つ目の五輪金メダルへの意欲を見せているという。36歳の大いなる挑戦は注目を集めそうだ。
(THE ANSWER編集部)