長谷部誠は「残り1分のヒーロー」 闘魂“4mクリア”にやまない称賛「2人目のGKだ」
サッカーの醍醐味の一つは、試合終了間際の攻防だろう。状況に応じて互いに攻め、守り、ドラマが生まれる。ゴールを決めれば、そして、ゴールを防げば一躍、試合のヒーローになる。そんな場面で輝いたドイツ1部リーグ・ブンデスリーガ、フランクフルトの日本代表MF長谷部誠が先週に演じていた“4メートルクリア”を「残り1分のヒーロー」と評し、リーグ公式Youtubeチャンネルが決定的瞬間を動画で公開。すると、ファンから「2人目のゴールキーパー」「ゴールライン上のキング」の声が殺到している。
ドルトムント戦の終了間際の神クリアに賛辞やまず…ファン「ゴールライン上のキング」
サッカーの醍醐味の一つは、試合終了間際の攻防だろう。状況に応じて互いに攻め、守り、ドラマが生まれる。ゴールを決めれば、そして、ゴールを防げば一躍、試合のヒーローになる。そんな場面で輝いたドイツ1部リーグ・ブンデスリーガ、フランクフルトの日本代表MF長谷部誠が先週に演じていた“4メートルクリア”を「残り1分のヒーロー」と評し、リーグ公式Youtubeチャンネルが決定的瞬間を動画で公開。すると、ファンから「2人目のゴールキーパー」「ゴールライン上のキング」の声が殺到している。
その瞬間、長谷部に神が宿ったかのようだった。スタジアム全員が息をのむシーンを演じたのは、21日のリーグ戦、ドルトムント戦だった。
2-2で迎えた試合終了目前。フランクフルトは絶体絶命のピンチを迎えた。中盤からのクロスをゴール前の左サイドで受けたFWサンチョが左足で強烈なシュート。これをGKフラデツキーが手に当て、ファインセーブしたが、こぼれたボールはゴール前中央でドフリーとなっていたMFサヒンの前に転がった。
決勝ゴールか――。誰もがそう思った瞬間、ミラクルを呼んだのは長谷部だった。GKがサイドに飛び出し、無人となったゴール
前に相手FWのマークからそのまま立ちはだかった。そして、サヒンにボールが転がったのを見ると、すかさず体をニアに寄せた。さらにゴール前3~4メートルの至近距離から左足で放たれたシュートを懸命に出した左足に当て、ボールはクリアされた。