マロニーが一家悲願の米初勝利 7回終了TKO、2日前には弟がWBA正規王座陥落
WBO世界バンタム級2位のジェイソン・マロニー(オーストラリア)は25日(日本時間26日)、米ラスベガスで行われた同級10回戦に登場。相手がまぶたをカットしたことにより、マロニーが7回終了TKO勝ちを収めた。昨年終幕したワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会にも参戦していた29歳の勝利を海外メディアが報じている。
バエズがまぶたをカットしたことによる7回終了TKO勝ち
WBO世界バンタム級2位のジェイソン・マロニー(オーストラリア)は25日(日本時間26日)、米ラスベガスで行われた同級10回戦に登場。相手がまぶたをカットしたことにより、マロニーが7回終了TKO勝ちを収めた。昨年終幕したワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会にも参戦していた29歳の勝利を海外メディアが報じている。
米興行大手・トップランク社と契約するマロニーはレオナルド・バエズ(メキシコ)と対戦。3回に相手のバエズが右目の上をカットして出血すると、7回には左目の上もカット。これにより、マロニーの7回終了TKO勝ちとなった。
米メディア「ボクシングシーン.com」は「ジェイソン・マロニー、レオナルド・バエズを流血させ7ラウンドで仕留める」と見出しを打って記事を掲載。「米国での3試合目は、マロニーの家族にとってアメリカン・ドリーム達成の記念となった」と勝利を報じている。
マロニーの米国での試合は2018年10月、WBSS初戦で前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定負けして以来だった。今月23日(日本時間24日)には同じく米ラスベガスで行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで、正規王者だった双子の弟、アンドリュー・マロニーが挑戦者ジョシュア・フランコに敗れており、兄弟にとってはこれが米国3試合目での初勝利となった。
マロニーはこれで22戦21勝(18KO)1敗。ロドリゲス戦以来となる大舞台を目指す29歳が順調に勝利を積み上げた。
(THE ANSWER編集部)