【名珍場面特別編】C.ロナウド、地上238cmの“超滞空バイシクル弾”に世界が衝撃「完全なる芸術作品」
新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが完全に再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は、18年に海外サッカーのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で当時レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドが演じた跳び過ぎのバイシクル弾だ。
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―18年欧州CLで生まれた衝撃弾
新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが完全に再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は、18年に海外サッカーのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で当時レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドが演じた跳び過ぎのバイシクル弾だ。
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この一撃で世界に衝撃が走った。決勝トーナメント準々決勝第1戦のユベントス戦。当時、レアルに所属していたロナウドが欧州CL史に刻まれるゴールを決めた。1-0で迎えた後半19分だった。
右サイドからエリア内に侵入したDFダニエル・カルバハルは右足でふわりとした浮き球を中央に送った。これに反応したのがロナウドだ。落下地点はゴール前に位置していた背番号7より後方だった。すかさず戻りながらボールを受ける。しかし、ゴールに背中を向けた状態。いったん、トラップか──。そう思った瞬間、世界最高ストライカーは信じられない動きを見せた。
右足で踏み切ると、空中で反動をつけ、そのままオーバーヘッドを放ったのだ。強烈なシュートはゴール右隅へ。予期せぬ体勢から放たれたシュートにGKも一歩も動けない。ゴールネットが豪快に揺れた。一気に熱狂に沸くスタジアム。相手ディフェンス陣が呆然と立ち尽くすなか、ロナウドは立ち上がると、両手を広げて駆け出し、悠然と己のスーパーゴールを誇示した。
この超絶ゴールは海外メディアに拡散され、海外ファンはSNS上で「滞空時間が人間のレベルにない」「間違いなく、サッカー界の主人公」「開いた口が塞がらない…」と騒然。海外メディアも「常軌を逸する異常なゴール」「衝撃的すぎるオーバーヘッド」などと各国で報道された。
また、スペインメディアはボールを蹴った位置が驚異の地上238センチだったと紹介し、米メディアはボールのインパクトの決定的瞬間を捉えた1枚の画像を紹介し、「完全なる芸術作品」と称賛。動画でも静止画でも驚きの一撃は、欧州サッカー連盟(UEFA)による「2017-18シーズン年間ベストゴール」にも選ばれた。
(THE ANSWER編集部)