ファンに子供に… ロシアでも愛された羽生結弦 客席に18文字の日本語メッセージ
「Yuzuru Hanyu」は世界に愛され続けている。
ロシア人ファン、フラワーボーイ…実力のみならず世界的人気を示したGPシリーズ初戦
フィギュアスケートのグランプリ(GP)GPシリーズ第1戦ロシア大会は21日、男子フリーでショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(ANA)がフリー1位の195.92点をマークし、合計290.77点で2位。SP1位のネイサン・チェン(米国)に優勝を譲ったが、4回転ルッツに初成功するなど圧巻の演技でロシアのファンを魅了。演技後、客席に「結弦!オリンピックシーズンの大勝利を」とメッセージが掲げられたことが話題を呼んでいる。
「Yuzuru Hanyu」は世界に愛され続けている。21日に行われたフリー。羽生は「SEIMEI」の荘厳なメロディーに乗り、初挑戦の4回転ルッツを成功させるなど、シーズン序盤としては高得点の195.92点をマーク。優勝こそ逃したが、王者の舞いは現地のファンを魅了した。それが表れたのが、演技後だった。
羽生が大ファンである「くまのプーさん」のぬいぐるみが次々と投げ込まれた。SPでも米メディアに「雨が降り注いだ」と報じられていたが、連夜の祝福は日本人ファンのみならず、現地のファンも参加。そして、投げ込まれたプレゼントを拾い上げるフラワーボーイ、ガールの中に長髪のロシア美少年が。SPの際には絵を本人にプレゼントし、ほほえましいシーンは世界のフィギュアファンの視線をクギ付けにしていたが、よほどの大ファンなのだろう。この日もそばに寄り、頭をなでられていた。