18歳チェンが「日本のスーパースターを凌駕」 羽生結弦を抑え圧巻首位で米脚光
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ初戦のロシア大会は20日、男子ショートプログラム(SP)で18歳のネイサン・チェン(米国)が100.54点をマーク。94.85点だった世界王者の羽生結弦(ANA)を抑え、首位に立った。新4回転時代を切り開いた若き全米王者について、地元の米メディアは「日本のスーパースターを凌駕」と脚光を当てている。
GPロシア大会、圧巻の100点超えで首位発進「受け取ったスコアを聞いてハッピー」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ初戦のロシア大会は20日、男子ショートプログラム(SP)で18歳のネイサン・チェン(米国)が100.54点をマーク。94.85点だった世界王者の羽生結弦(ANA)を抑え、首位に立った。新4回転時代を切り開いた若き全米王者について、地元の米メディアは「日本のスーパースターを凌駕」と脚光を当てている。
平昌五輪のメダル候補の18歳が圧巻の演技を見せた。チェンは4回転ルッツを決めるなど、大きなミスなく演じ切った。得点は100.54点。堂々の100点超えで羽生を抑え、SP首位発進を決めた。
地元の米スケート専門メディア「icenetwork」は初日の各種目SPを振り返った記事の中で「チェンが日本のスーパースター、ハニュウを凌駕」と見出しを打って伝えた。
「アメリカのネイサン・チェンはショートプログラムで勝利し、日本の希望であるユヅル・ハニュウを寄せ付けなかった」と言及。その上で、本人は「受け取ったスコアを聞いてハッピー」と話し、演技をこう振り返ったという。