【名珍場面特別編】誤審PKを故意に外す 13歳少年のスポーツマンシップに絶賛の嵐「偉大」「素晴らしい」
新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は海外サッカーでの粋なシーンだ。
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―13歳少年のスポーツマンシップ
新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は海外サッカーでの粋なシーンだ。
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2019年の3月、当時13歳の少年のフェアプレーが称賛を集めた。審判のミスで獲得したPKをわざと失敗――。トルコのガラタサライのU-14に所属する選手のスポーツマンシップの一部始終を、海外メディアが動画で公開。ファンからは「偉大だ」「素晴らしい」「なんて男だ」などと絶賛の嵐が起こった。
その姿勢が称えられたのはガラタサライU-14でキャプテンを務めるベクナス・アルマズベコフだ。13歳の少年はイスタンブールスポル戦で、左サイドから切り込むとエリア内で転倒。相手との接触があったかどうかは微妙な状況だったが、審判はファウルとジャッジし、PKが与えられた。ここからだ。
アルマズベコフは故意にゴール右へ大きく外したのだ。この時点でチームのリードは1点だけ。追加点が欲しい場面ではあったが、本人もPKでないことはわかっていたのか、13歳らしからぬ判断でフェアプレーを優先したのだ。
一部始終を英衛星放送局「スカイスポーツ」が公式インスタグラムで動画で公開。「ガラタサライU-14のキャプテンは、審判が誤った判定を下し、故意にペナルティキックを外す。13歳のベクナス・アルマズベコフが完璧なスポーツマンシップとフェアプレーを見せた」と拍手を送った。