“日陰の28歳”が掴んだ歓喜 ド軍ラッキーボーイの“スーパーVキャッチ”に米熱狂
シーズン打率.154の28歳、シーガーの代役出場で今シリーズ打率.455の大暴れ
これを合図に歓喜の瞬間が訪れた。グラウンド上にナインが飛び出し、それぞれが感情を爆発。29年ぶりのリーグ優勝はこうしてもたらされた。
今季レギュラーシーズンはわずか出場15試合。それも途中出場が多く、15打数2安打で打率.164。そんな日陰の男が腰痛のシーガーに代わり、ロースター入りのチャンスを掴むと、今シリーズでは3試合でスタメン。11打数5安打、打率.455で1打点の大暴れ。打線を活性化させ、完全にラッキーボーイと化している。
最後の最後、おいしいところで輝いた28歳の“スーパーVキャッチ”を球団公式ツイッターも「ザ・ファイナルアウト(最後のアウト)」と紹介。瞬く間に反響を呼び、多くのファンの記憶に刻まれた。
実に29年ぶりというリーグ優勝に輝いたドジャース。貴重なラッキーボーイを手にした勢いは、ワールドシリーズでも止めることはない。