田中将大、ダルビッシュの契約の行方は? “PSで損した人、得した人”を米特集
シーズンスランプもポストシーズンで快投…“二面性”で評価困難に?
その理由は“二面性”だ。シーズンはスランプがありながら、リーグ優勝決定シリーズ第5戦で7回無失点の快投。安定感がなかったレギュラーシーズン、右肘に違和感を抱えていた時期もあったことを指摘した上で「この事実を不問に付して巨大な給料を支払うに足るものだろうか?」と状態に疑問を投げかけた。
その上で「これはポストシーズン終了後に彼が答えなければならない問いであり、この議論において彼を大きなワイルドカードたらしめているものだ」と締めくくり、レギュラーシーズンとポストシーズンのピッチングに現れる“二面性”が評価を難しくしているようだ。
一方のドジャース・ダルビッシュは、カブスのジェイク・アリエッタとともに「株価変わらず」との評価を受けている。
ともにレギュラーシーズン、ポストシーズンで優秀な成績を収めていることを認めながら、「しかし、ダルビッシュにとって活躍ぶりは問いにはならない。過去にプロレベルで2127回1/3を投げているという事実――日本時代を含めて――がこの冬、彼に大金を渡すことから各球団を遠ざけるかもしれない」と記し、勤続疲労を懸念している。