ロマチェンコはノーガードでも被弾なし 超絶技巧の“異次元ディフェンス集”に反響
ボクシングのライト級3団体王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)。リング誌の「パウンド・フォー・パウンド」でも2位に評価される現役でも屈指のボクサーだ。米メディアでは“精密機械”の異名をとる男の華麗すぎるスタイルを動画付きで公開。海外のボクシングファンを唸らせている。
「ロマチェンコがやると簡単に見える」とESPNが脚光
ボクシングのライト級3団体王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)。リング誌の「パウンド・フォー・パウンド」でも2位に評価される現役でも屈指のボクサーだ。米メディアでは“精密機械”の異名をとる男の華麗すぎるスタイルを動画付きで公開。海外のボクシングファンを唸らせている。
現役最高のテクニシャンともいわれる、ロマチェンコの超絶技巧が詰まった映像だ。
プロデビュー5戦目、ロムロ・コアシチャ(メキシコ)戦では、両腕をだらりと下ろしノーガードで相手に詰め寄るロマチェンコ。上半身だけで相手のパンチを次々と交わしていく。そしていつの間にかコーナーに追い詰め、多彩なパンチをヒットさせていく。
また10戦目のミゲル・マリアガ(コロンビア)戦では、自らコーナーポストに背を預けるようにして相手を挑発。不利とされるコーナーを背負って戦うも全く被弾を許さなかった。ほかにもダンスのように体を揺らしながら相手のパンチを交わすシーンなど、相手に圧倒的な差を見せつける場面がいくつもあった。
“精密機械”たる所以が垣間見える映像を公開しているのは、米スポーツ専門局「ESPNリングサイド」公式ツイッター。「ロマチェンコがやると簡単に見える」と文言をつけて投稿すると、ボクシングファンを感嘆させている。