【甦るラグビーW杯】「日本の素晴らしいレストランの世界」 英紙座談会の「面白かった瞬間」で記者回顧
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。緊急事態宣言は解除されたが、日本が元気を失っている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は英紙「ガーディアン」が実施した記者による座談会を再度紹介。「一番面白かった瞬間」のお題では日本で体験した様々な思い出を共有していた。
新型コロナ禍の今こそ「ONE TEAM」に―ラグビーW杯の名珍場面を連日回想
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。緊急事態宣言は解除されたが、日本が元気を失っている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は英紙「ガーディアン」が実施した記者による座談会を再度紹介。「一番面白かった瞬間」のお題では日本で体験した様々な思い出を共有していた。
44日間に渡った大会。長期間に渡り、取材を敢行したラグビー母国の記者も特別な体験をしたようだ。「一番面白かった瞬間」のお題でまず声を上げたのが、ロバート・キットソン記者。「日本の素晴らしいレストランメニューの世界だ」と挙げた上で「こんなにもホルモンが人気のあるメニューだったなんて……」と食の文化に驚いた様子だった。
一方で、アンディ・ブル記者は日本人との交流について回顧。「釜石の地元ラグビーチームとの貴重な出会いかな。お互いの言語はわからなかったけど、バーのカラオケマシーンの電源が切れるまで誰も帰らせてもらえなかったね」と言葉を越え、楽しいひと時を過ごしたことを挙げていた。
ジェラルド・マーハ記者も同様に日本人と過ごした思い出を振り返った。「神戸の小さなクレイジーな店員さんのいる居酒屋で日本がアイルランドに勝つ瞬間、何が起こっているのか分からない地元の人たちといた時かな。あなたもそこにいるべきだったよ」と居酒屋で日本の歴史的瞬間を迎えたことを推していた。
日本大会にはファンのみならず、メディアも世界各国から集結。当然、スタジアム以外でも様々な思い出を作っていた。独自の文化を築いている日本での驚きも少なからずあったようだ。
(THE ANSWER編集部)