清宮はどうなる? 8球団も拒否、MLBで活躍した選手も…過去の「多数競合ドラ1」の成績は?
わずか15勝で引退、球界代表の投手に成長、中継ぎで奮闘する投手も
○2007年 大場翔太投手(東洋大→ソフトバンク)
大学社会人ドラフトで6球団が競合。ソフトバンク1年目に初登板で完封勝利を挙げるなど、鮮烈なデビューを飾ったが、徐々に成績は下降。1年目は3勝に終わると、ソフトバンク計7シーズンで15勝に終わり、トレードで15年に中日移籍。しかし、1軍登板することなく、翌年に引退。通算15勝21敗の成績だった。
○2009年 菊池雄星投手(花巻東高→西武)
ドラフト前からメジャー挑戦も視野に入れ、MLB球団とも面談。最終的にNPB入りを決断し、西武が引き当てた。2年目に1軍デビューを飾ると着実に力をつけ、昨年は初の2桁12勝を挙げ、今季は16勝で初の最多勝を獲得。一躍、エースに君臨している。日本人左腕最速の158キロをマークするなど、球界を代表する投手に成長した。
○2010年 大石達也投手(早大→西武)
4球団競合の斎藤佑樹(日本ハム)、福井優也(広島)とともに早大ドラ1トリオとして話題を呼び、西武に入団。最速155キロの剛腕も入団後は右肩痛に苦しむなど出遅れた。13年は37試合、昨季は36試合に登板するなど中継ぎの一角で奮闘。今季は20試合に登板した。通算で120登板4勝6敗10ホールド8セーブの成績を残している。
こうしてみると、指名数に見合った活躍ができたと言える選手もいれば、そうでない選手もいる。清宮は野茂、小池の8球団に迫る競合が期待されているが、果たして、何球団が指名し、どこが引き当てるのか。そして、プロでの活躍は――。運命の日が今から待ち遠しい。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer