清宮はどうなる? 8球団も拒否、MLBで活躍した選手も…過去の「多数競合ドラ1」の成績は?
7球団は日米で活躍の現役大ベテラン、6球団は監督経験者、“涙の入団”も
【7球団】
○1995年 福留孝介内野手(PL学園高→近鉄拒否)
上記2人に次ぐ、7球団が指名。近鉄が引き当てたが、意中の球団ではなく社会人野球の日本生命に進んだ。アトランタ五輪銀メダルに貢献し、98年ドラフトで中日を逆指名。02、06年に首位打者を獲得し、メジャーも挑戦した。13年に阪神移籍後は日米通算2000安打を達成し、今季も主将としてチームを牽引している。
【6球団】
○1979年 岡田彰布内野手(早大→阪神)
野茂に破られるまで最多となる6球団が競合。阪神に入団すると、1年目から主力として活躍し、新人王を獲得。主軸を担い、長年甲子園を沸かせた。94年にオリックスに移籍し、翌年限りで引退。その後は阪神、オリックスで監督を務め、05年には阪神をリーグ優勝に導き、指導者として手腕を発揮した。
○1985年 清原和博内野手(PL学園高→西武)
意中の巨人が「KKコンビ」で名を馳せた同級生・桑田真澄を指名し、クジを引き当てた西武に涙の入団。1年目から31本塁打など高卒新人記録を次々と塗り替え、日本一に貢献。西武黄金期を築いた。その後、巨人、オリックスを経て08年に引退。通算2122安打、525本塁打など、華々しい実績を残した。