トルソワ、電撃移籍の理由を初告白 エテリ氏には感謝「先生が好きな花のブーケを…」
フィギュアスケートのアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)はコーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏のもとを離れ、エフゲニー・プルシェンコ氏に師事することになった。トルソワは自身のインスタグラムを更新。“電撃移籍”を決断した理由を明かすとともに、これまで指導を受けてきた恩師トゥトベリーゼ氏らへの感謝をつづった。
プルシェンコ氏に師事することになった理由をSNSで明かす
フィギュアスケートのアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)はコーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏のもとを離れ、エフゲニー・プルシェンコ氏に師事することになった。トルソワは自身のインスタグラムを更新。“電撃移籍”を決断した理由を明かすとともに、これまで指導を受けてきた恩師トゥトベリーゼ氏らへの感謝をつづった。
アリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワとともに“天才3人娘”として2019-20年のフィギュア界を席巻したトルソワ。衝撃を与えることとなった決断について、これまでは「個人的な理由」とするにとどめていたが、今回初めて自身のインスタグラムで深い思いをつづっている。
「親愛なる皆さん! 人生では時々、重大な一歩を踏み出さなければならない瞬間がやってきます。それは新しい限界、そして新しくて大きな計画の実現に向け、さらに先に進むのに必要です。それはいつも簡単な決断であるというわけではありません。しかし、もしすべて慎重に検討されて考え抜かれたのであれば、断固として勇敢に前に進む必要があります。その時は何もあなたを止めることはできません。
私は(人生の)次の道でプルシェンコさんと協力していく決断をしました。彼は私にとって偉大なスケーターというだけではなく、何をおいてもまず第一にすべての挑戦を受け耐え抜き勝った、優れた個性を持つ本物の人間です」
昨季シニアデビューしたトルソワ。希代の4回転ジャンパーはさらなる成長を目指し、皇帝の下で再スタートを切るつもりのようだ。トゥトベリーゼ氏の指導に疑問を抱くようになったと報じていた海外メディアもあったが、トルソワは「私は今日まで私と練習に臨んでくれた先生、スタッフ、コーチに感謝しています」と記し、トゥトベリーゼ氏に対してはこう言及している。