タイソン屈指の冷酷KO V19の元絶対王者を粉砕した“戦慄の右”に再脚光「野獣だ」
ボクシング界に今なお伝説の王者として輝くマイク・タイソン(米国)。元世界3団体ヘビー級統一王者の衝撃的なKOの一つが、同級で防衛19度を誇ったラリー・ホームズ(米国)を破った試合だ。1988年1月、右フックで元絶対王者を失神させたシーンを、米メディアは動画付きで公開。ファンからは「野獣だ」「蜂のように刺している」などと反響が寄せられている。
32年前、ラリー・ホームズにTKO勝ちしたシーンに米ファン再熱狂「蜂のように刺す」
ボクシング界に今なお伝説の王者として輝くマイク・タイソン(米国)。元世界3団体ヘビー級統一王者の衝撃的なKOの一つが、同級で防衛19度を誇ったラリー・ホームズ(米国)を破った試合だ。1988年1月、右フックで元絶対王者を失神させたシーンを、米メディアは動画付きで公開。ファンからは「野獣だ」「蜂のように刺している」などと反響が寄せられている。
32年前の失神KOには、未だに戦慄が走る。タイソンの持つ3つのベルトをかけた世界戦。タイソンは4回、挑戦者ホームズをコーナーに追い詰めて強烈なパンチを浴びせる。顔面、ボディーに約6秒間で8連打。最後は重たい右フックが炸裂した。大の字でマットに沈んだ元王者に、レフェリーがすぐに駆け寄りTKO勝ち。ホームズの状態を心配した関係者が輪を作る中、タイソンは事もなげにリングの外へ向かっていった。
73年のデビューから85年の初黒星まで無敗を誇っていたホームズは、38歳で引退を撤回して臨んだ一戦。キャリア唯一のKO負けだった。タイソンが元絶対王者を圧倒したシーンを、米スポーツ専門局「ESPNリングサイド」公式ツイッターは動画で公開。「ラリー・ホームズへのノックアウトは、タイソン屈指の冷酷なものであった」とつづられた投稿には、ファンから様々な反響が寄せられた。
「タイソンは野獣だった」
「蜂のように刺している」
「タイソンは相手を打ち壊すのだ」
「ホームズは老いていた。金の為に戦ったんだと思う」
「アリの仇を討ったんだ」
「タイソンは彼を殺したのかと思ったよ」
この試合でWBCは5度目、WBAは4度目、IBFは2度目の防衛となったタイソン。圧倒的な強さは、今もなおファンの心に残り続けているようだ。
(THE ANSWER編集部)