井上尚弥とロマチェンコ、どちらの戦歴が上? 海外で議論白熱「ロマは負けている」
ボクシング界もコロナ禍で興行中止が続く中、海外ファンは米メディアのフォーラムで、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とライト級3団体統一王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が、辿ってきたキャリアは「どちらが上か」という議論で白熱。“モンスター”と“精密機械”それぞれの支持者が互角の論争を繰り広げている。
PFPの2位と3位、米メディアのフォーラムでファンが議論
ボクシング界もコロナ禍で興行中止が続く中、海外ファンは米メディアのフォーラムで、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とライト級3団体統一王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が、辿ってきたキャリアは「どちらが上か」という議論で白熱。“モンスター”と“精密機械”それぞれの支持者が互角の論争を繰り広げている。
「ワシル・ロマチェンコ対ナオヤ・イノウエ どちらの履歴書が上なのか」という議題で白熱したのは米メディア「ボクシングニュース24」のフォーラムだった。
リング誌選定パウンド・フォー・パウンド(PFP)2位のロマチェンコのキャリアについては14勝(10KO)1敗と紹介。3階級制覇中で、ゲイリー・ラッセル・ジュニア(米国)、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)、ホルヘ・リナレス(ベネズエラ=帝拳)相手の勝利をキャリアのハイライトとして、評価している。
一方、リング誌のPFP3位の井上は19戦全勝(16KO)。同じく3階級制覇で、ハイライトはアドリアン・エルナンデス(メキシコ)、オマール・ナルバエス(アルゼンチン)、ノニト・ドネア(フィリピン)というレジェンド相手の勝利と紹介。
ジェイミー・マクドネル(英国)、フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)という世界クラスのファイターを合計4ラウンド以内に3試合連続でKOした実績と、昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)優勝というタイトルも特筆されていた。