ダルビッシュ、奇跡の“1球三重殺”に甦る米笑撃「史上最も痛い159キロ速球」
米大リーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開幕が延期。日本人選手も活躍の舞台から遠のいているが、米メディアはカブス・ダルビッシュ有投手が1年前に投じた、奇跡の“1球三重殺”をクローズアップし、米ファンに「笑ってしまう……」「三重殺だ」「こりゃ痛い」と笑撃が甦っている。
豪速球が打者→球審→捕手に直撃する珍事から1年、米ファン「笑ってしまう」
米大リーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開幕が延期。日本人選手も活躍の舞台から遠のいているが、米メディアはカブス・ダルビッシュ有投手が1年前に投じた、奇跡の“1球三重殺”をクローズアップし、米ファンに「笑ってしまう……」「三重殺だ」「こりゃ痛い」と笑撃が甦っている。
あの日、1球でファンの度肝を抜いた。2019年4月15日(日本時間16日)の敵地マーリンズ戦に登板したダルビッシュ。6回2死で対峙した右打者ブリンソンの場面で“事件”は起きた。内角に投じた99マイル(約159キロ)の速球が踏み込んできた打者の右太もも付近に直撃。死球となったが、ここからが凄かった。
軌道が変わったボールを捕手が掴むことができず、そのまま球審の首を直撃。そして、さらに跳ね返って捕手のコントレラスの背中にも当たったのだ。1球で3人を直撃するまさかの展開となった。一瞬にして、ホームベース付近に全員が痛がる事態となり、スタジアムにどよめきが沸き起こった。
当時、複数の米メディアが紹介し、バズ状態となったが、カブス専門メディア「ブリーチャーネーション」公式ツイッターはこの日、「1年前の今日、ユウ・ダルビッシュが今までで最も痛みの伴う99マイルの速球を投げた」とつづり、改めて動画を公開。目の当たりにした米ファンも驚きの声を上げている。
「当たったところ大丈夫かな?」「ボウリングならストライク」「笑ってしまう……」「三重殺だ」「こりゃ痛い」「誰かピンボールの音が聞こえた?」と痛さを思いやりつつも、笑いを堪え切れないファンが続出。ダルビッシュ本人もリツイートしており、野球ロスのファンと1年前に起きた珍事を共有していた。
(THE ANSWER編集部)