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井上尚弥が海外で“おうち時間”に貢献していた WBSS決勝を中米6か国で再放送

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公式戦延期が続くスポーツ界。ボクシングのWBAスーパー&IBFバンタム級世界王者の井上尚弥(大橋)が中米6か国の「STAY AT HOME(家にいよう)」運動に一役買っていたようだ。

2019年11月に行われた井上尚弥VSノニト・ドネア【写真:Getty Images】
2019年11月に行われた井上尚弥VSノニト・ドネア【写真:Getty Images】

ESPNが尚弥―ドネア戦、拓真―ウーバーリ戦をメキシコなどで再放送

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公式戦延期が続くスポーツ界。ボクシングのWBAスーパー&IBFバンタム級世界王者の井上尚弥(大橋)が中米6か国の「STAY AT HOME(家にいよう)」運動に一役買っていたようだ。

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 米興行大手トップランク社と共同プロモート契約を結んだ井上。同社と中継契約を結び、井上の海外中継におけるプラットフォームとなるスポーツ専門局「ESPN」の中南米版「ESPNノックアウト」は公式ツイッターでこう発表した。

「ESPNノックアウトはハッシュタグ、QuedateENcasa(スペイン語で『家にいよう』の意)への貢献を続けます。今日(金曜日)、我々はあなたたちに提供するのは、ナオヤ・イノウエ対ノニト・ドネア。そしてノルディ・ウーバーリ対タクマ・イノウエです」

 鮮血の井上とドネアがリング上で拳を交える写真とともに、メキシコ、パナマ、コスタリカ、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグアのボクシングファンの自宅待機をこう呼びかけた。

 昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝、同日にダブル世界戦として開催されたWBCタイトル戦の弟・拓真―ウーバーリ(フランス)の2試合は10日夜(日本時間11日)に6か国で再放送することに決めたという。

「ドラマ・イン・サイタマ」の異名もついたWBSS頂上決戦では鼻骨と眼窩底骨折というダメージを受けながら、井上が終盤ダウンを奪い、判定勝ちを収めた。新旧名手のハイレベルな応酬は海外メディアから2019年の「年間最高試合」に選ばれていた。

 海外のスポーツチャンネルでも生中継する公式戦が存在しない代わりに、過去の名勝負の再放送を放送中。井上も伝説の一戦でボクシング熱の高い中米の人々の巣ごもりライフの楽しみとして貢献したようだ。

(THE ANSWER編集部)


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