MLB開幕は「韓国が手掛かりに」? コロナ対策の“成功例”に米名物記者が熱視線
国を挙げた対策が奏功「米国は韓国の制度的な成功を追えていない」
マスク着用の練習は息苦しさなどの理由で長続きはしなかったようだが、記事では体温測定のためのサーモグラフィーの早期導入など、徹底した取り組みを例に挙げて注目。次のように評価している。
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「韓国球界は、世界中のスポーツシーンにおける新型コロナウイルスの陽性反応という点では、極めて良い状態にある。ほぼすべてのスポーツでシーズンが無期限延期になる、感染者の増加を受け拡大を防ぐためにロックダウンをする動きが見られる一方で、韓国球界は国内の新型コロナウイルス対策をうまく生かし、野球再開の動きを推し進めている」
なぜKBOが早期開幕を目指せているかについては「韓国政府は安全と引き換えに個人の自由を制限、個人以上に公衆全体に重きを置く。また社会として規律を設け、政府の方針、疫学的な考えを遵守する」と国を挙げた対応も一因だったと分析。「こうしたことが韓国での野球の再開につながろうとしており、米国では韓国の制度的な成功を追うことができていないのである」と米国と比較している。
KBOは5月上旬に開幕できたとしても、しばらくは無観客試合とすることなどを検討しているようだが、素早いリーグ開幕の動きにMLBを見続けてきたコラムニストは感銘を受けているようだ。
(THE ANSWER編集部)