「俺は世界最高のトレーナーになる」 “金の亡者”メイウェザーが心境変化したワケ
ボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)がインスタグラムを更新し、元トレーナーの叔父ロジャー氏の死去、新型コロナウイルスの拡大感染などによる心境の変化を告白。「世界一のトレーナーになる」と悲運続きの50戦無敗王者は宣言している。
インスタグラムで長文メッセージ「周りを手助けすべきと感じたんだ」
ボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)がインスタグラムを更新し、元トレーナーの叔父ロジャー氏の死去、新型コロナウイルスの拡大感染などによる心境の変化を告白。「世界一のトレーナーになる」と悲運続きの50戦無敗王者は宣言している。
元2階級世界王者で引退後のキャリアを支えてくれた名伯楽ロジャー氏が3月17日に死去。元交際相手で3人の子供をもうけていたかつての内縁の妻、ジョージー・ハリスさんが死亡したことが判明した上に、4月4日には実子で19歳の娘・イアンナが交際相手を巡るトラブルで女性を刃物で刺し、逮捕されるという悲運が続くメイウェザー。
そんな最中、自身のインスタグラムで14歳の甥クリス君にミット打ちを指導する動画を公開した。パンチを打つ際の構え、姿勢などを丁寧に指導する姿を見せ、20歳の長男コウランとのトレーニング動画も公開した。長文のメッセージを記した投稿によると、メイウェザーにとっては、これが人生2度目の指導だったという。
「多くの人が知っていると思うが、自分には父と叔父を含む最高のトレーナーがいた。叔父のロジャーが最近死去したことで、自分も現役時代に彼らにしてもらったように、周りの人間の手助けをすべきだと感じたんだ」
ビジネス才覚から巨万の富を稼ぎ、「マネー(金の亡者)」の異名を自認してきたメイウェザーだが、キャリアを支えてきた叔父の死去で人助けの重要性に目覚めたと告白している。