一転中止のUFC 出場予定の27歳元女子王者、家族2人を新型コロナで亡くしていた
米国最大の総合格闘技「UFC」は18日(日本時間19日)に強行開催予定だったが、一転中止することを決めた。新型コロナウイルス禍にも関わらず、ぎりぎりまで「UFC249」の開催を模索していたが、直前に辞退を申し出ていた女子ファイターの家族2人が亡くなっていたという。米紙が報じている。
マネージャーが明かす「今は彼女のプライバシーを尊重してほしい」
米国最大の総合格闘技「UFC」は18日(日本時間19日)に強行開催予定だったが、一転中止することを決めた。新型コロナウイルス禍にも関わらず、ぎりぎりまで「UFC249」の開催を模索していたが、直前に辞退を申し出ていた女子ファイターの家族2人が亡くなっていたという。米紙が報じている。
波紋を呼びながらも、強行開催を画策していたUFC。9日(同10日)に中止が決まったが、その前に出場を辞退していたファイターがいた。コロラド州デンバーの地元紙「デンバー・ポスト」が報じている。
UFC249を辞退していたのは元ストロー級王者の女子ファイター、ローズ・ナマユナス(米国)。丸刈り頭がトレードマークの27歳は、新型コロナウイルスの影響で家族を失ったという。
記事によると、ナマユナスのマネージャーを務めるブライアン・バトラー氏が新型コロナウイルスの影響によって、ナマユナスの家族の2人が死去したことを明かしたという。
さらに同氏はインスタグラムに「彼女は出来るだけ早くオクタゴンに戻ってくることを望んでいる。しかし今は彼女のプライバシーを尊重してほしい」とつづっていたことも伝えている。
ナマユナスはUFC249のセミファイナルで、昨年王座を奪われたジェシカ・アンドラージ(米国)と対戦予定だった。
(THE ANSWER編集部)