外出制限で子供がパパの助けに NZ英雄が“即席練習相手”に突撃「何とか倒せそうだ」
ラグビーの元ニュージーランド代表SOダン・カーター(神戸製鋼)がツイッターを更新。ロックダウン中で外出制限がかかっている母国の自宅で「本当にラグビーが恋しいです」と“即席パートナー”にタックルする動画を公開すると、ファンから「練習相手がいて良かった!」と反響が集まっている。
神戸製鋼のダン・カーターが自宅庭の練習公開、タックルを浴びせた相手とは…
ラグビーの元ニュージーランド代表SOダン・カーター(神戸製鋼)がツイッターを更新。ロックダウン中で外出制限がかかっている母国の自宅で「本当にラグビーが恋しいです」と“即席パートナー”にタックルする動画を公開すると、ファンから「練習相手がいて良かった!」と反響が集まっている。
動画は、自宅の庭からメッセージを送っているところから始まる。ロックダウン中の母国の現状について触れながら「本当にラグビーが恋しいです」と神妙に話したカーター。続けて「そこで子供たちがトレーニング相手を作ってくれました。それがこれです」と左側を指さした。
指の方向にいるのは練習相手。カーターの胸の高さほどの身長しかない、赤いジャージーを着た選手が立っている。正体はマットに括り付けられた人型の絵だった。目の前に仁王立ち。世界的スポーツメーカーのようなロゴが胸に描かれ、ひょうきんな顔をした1枚だ。カーターはおもむろに上着を脱ぎ、オールブラックスのジャージー姿になると突如、絵に向かって突進。強烈なタックルを食らわせたのだった。
世界最高のSOと評されたニュージーランドの英雄は、動画を公開するとともに「チームメイトとトレーニングができないのはしんどいですが、私の子供たちが助けてくれて、タックル相手を作ってくれました。私はなんとか彼を倒せそうです」とコメント。練習環境が限られるパパへ子供たちが“練習相手”を作ってくれたことを明かしている。
今季は神戸製鋼でプレーしたカーターだが、トップリーグは中止が決定。新型コロナウイルスの影響で練習も限られているようだが、家族愛の伝わるこの投稿には「良いアイデアだ、ダン」「彼は何をしても超かっこいい」「レジェンド」「練習相手がいて良かった!」など、ファンから多数の反響が寄せられた。思うような練習ができないパパの助けになったようだ。
(THE ANSWER編集部)